hi-ho WiMAX2+を契約する前に知ってほしいことまとめました

基本的に他社より料金が高いってホント？

hi-hoはパナソニック系の事業者として活動していた流れを汲むプロバイダーであり、知名度こそ決して高くありませんが、信頼できるプロバイダーの一つであることは確かです。しかし、それと料金とは残念ながら全くの別問題で、hi-hoでWiMAXの契約を結ぶと、他社で同等のプランを契約する場合と比べて料金が高くなってしまうことに気を付けなければなりません。

何故かと言えば、キャンペーンで適用される金額が他社と比較すると圧倒的に少ないためです。hi-hoでは、6,000円分のキャッシュバックを受け取るか、あるいは契約から5ヶ月目までの料金を1,320円値引きするか、いずれかのキャンペーンを選んで利用することができます。後者のほうがお得になる計算ですが、それでもトータルの値引きは1,320円×5ヶ月分で6,600円。10,000円にすら満たない、とても少ないキャッシュバックであることが分かります。

優れたキャンペーンを持ったプロバイダーでは、30,000円以上のキャッシュバックを受け取れることも多く、契約期間中のトータルコストで考えれば数万円単為の差が生まれてしまいます。他社よりも高い金額でWiMAXを持つメリットはハッキリ言ってありませんから、hi-hoで契約する前に他社の条件も確認し、お得にWiMAXを持つことをおすすめします。

お得なキャンペーンがなく特徴の少ないプロバイダー

お得なキャンペーンが見つからないことに加えて、契約を後押しするような特徴が無いこともhi-hoでWiMAXを持つデメリットになってしまいます。契約年数に関しても、3年契約に固定されてしまっており、2年など短い期間での契約を結ぶことができません。そうなってくると考えなければならないのが解約する際に支払う違約金ですが、この金額が他社と比較して非常に高額です。

例えば0～2ヶ月目という「やっぱり辞めようかな」と思う可能性が高い期間に発生する違約金は38,800円となっており、これは他の一般的なプロバイダーが提示している0～12ヶ月目までの違約金19,000円と比較して倍以上の金額になります。契約から1年が経過した13ヶ月目でもhi-hoの違約金は29,200円と高額で、他社では違約金が9,500円にまで半減される25ヶ月目の解約でも19,600円の違約金がかかります。

また、公式ホームページから申し込みを行った場合、他社では3年契約を交わすと無料になることが多いLTEオプションも、月額料金1,005円の請求を受けることになってしまいます。結果として更にコストが高くなりやすく、途中解約も難しいプロバイダーなので、デメリットがメリットを上回ってしまうように感じてなりません。

最も安くWiMAXを手に入れる方法は？

WiMAXはどのプロバイダーで契約しても、電波の繋がりやすさや強さ、通信速度、接続台数などは変わりません。そうである以上、料金が安いプロバイダー、すなわちキャッシュバックの金額が高いプロバイダーを選ぶことが最も安くWiMAXを手に入れる唯一の方法です。その観点から考えれば、WiMAXをhi-hoで契約すべきでないことはもはや明白と言えます。

Wコンビニでペットボトルを買うと1本150円ですが、スーパーなら100円で手に入りますし、もっと安いお店を探せば70円で手に入ることもあります。しかしペットボトルの中身はどこで買ったとしても変わりません。WiMAXもまさにペットボトルと同じ状況にあり、中身は変わらないのに、契約するプロバイダーによって料金が大きく異なるのです。WiMAXを安く持つためには、利用料金が安いプロバイダーを選ぶ必要があります。

また、将来を考えれば解約時のリスクも頭の片隅に入れておくべきです。違約金が安ければ気軽にWiMAXを手放せますが、違約金が高いとなると嫌でも持ち続けなければならなくなる危険性があります。hi-hoの違約金が他社の倍以上に設定されていることは既にお伝えした通りですから、この点にも注意しておかなければなりません。

あなたが選ぶべきWiMAXは

最安でWiMAXを契約したいという場合には、キャンペーンの手厚さで一強状態になっているGMOとくとくBBを利用することが最もおすすめです。GMOとくとくBBの料金は、最新機種のW06を購入した場合でも1年間あたりギガ放題プランで40,835円。実に32,000円もの金額がキャッシュバックされることになり、これはhi-hoの約5倍にあたる数字です。最優先で選ぶべきWiMAXであることは間違いありません。

違約金に関しても、GMOとくとくBBでは1ヶ月目から19,000円でhi-hoの半額ですし、契約から20日以内なら無料でキャンセルすることもできます。月額料金を抑えられるというだけではなく、何らかの事情や都合によりWiMAXの利用を取りやめたいという場合においても安く解約することが可能であるという点もGMOとくとくBBの強みであり、大手のGMOが運営していることもあって信頼性も抜群です。

GMOとくとくBB以外では、BIGLOBEもおすすめすることができます。GMOとくとくBBと比べてキャッシュバックの金額は下がってしまいますが、同じく大手による運営ですし、違約金もGMOとくとくBBと同じ最低水準であるため安心できます。オプションを付けずに契約することもできますから、面倒を減らしてWiMAXを持ちたいという方にも向いているプロバイダーです。