WiMAXの料金は、契約期間中一律の月額料金ではないことがほとんどです。利用期間によって、月額料金が異なるため、料金を把握しにくいと感じている方もいるかもしれません。WiMAXをお得に利用するためには、月額料金の仕組みを理解する必要があります。
今回は、WiMAXの月額料金の仕組みを解説していきます。利用期間に合わせたお得な利用方法も紹介するため、賢くWiMAXを利用するヒントにしてみましょう。
ほとんどのWiMAXは、利用期間によって、月額料金が変わる仕組みを採用しています。利用を始めた月から契約期間終了まで徐々に月額料金が上がっていくようになっています。BIGLOBE WiMAXのFlat ツープラス ギガ放題を例に挙げて、具体的に解説していきます。
BIGLOBE WiMAXのFlat ツープラス ギガ放題の月額料金は、
1ヶ月目~2ヶ月目:月額3,345円
3ヶ月目~24ヶ月目:月額4,030円
25ヶ月目~36ヶ月目:4,380円
37ヶ月目以降:4,380円
となっています。契約3年目から月額料金が上がり、4年目に入ると月額料金が固定されます。他社のWiMAXも同様で、月額料金は一律ではありません。2年契約のWiMAXの場合も、1年目に比べて、2年目以降は月額料金が高くなっていきます。
WiMAXは、3年契約が基本となっています。3年目以降は、一番月額料金が高くなるため、契約を更新せず、プロパイダを乗り換えるのがお得です。
他社に乗り換えることで、安い月額料金から新たに契約がスタートします。また新たにキャッシュバックを受けることもでき、お得に利用することができます。タイミングによっては、最新の端末を利用できる可能性もあり、快適なWiMAX機器に変更するきっかけとなります。
月額料金が安い1年目に乗り換えればよいのではという声もあるかもしれません。WiMAXの乗り換えは、3年契約の場合、37ヶ月目にあたる契約更新月以外で行うと契約解除金がかかります。
契約解除金は、早期解約ほど高く、BIGLOBE WiMAXの場合、
1年目:19,000円
2年目:14,000円
3年目以降:9,500円
となります。乗り換え先によっては、キャッシュバックを契約解除金にあてることができますが、よりお得に乗り換えるためには、3年利用した後の契約更新月に乗り換えるようにしましょう。
WiMAXの料金を比較する際には、月額料金ではなく、実質月額料金を比較しましょう。実質月額料金とは、利用総額からキャッシュバックや月額割引といったキャンペーンを差し引き、月額に換算した料金です。プロパイダのWebサイトには、基本の月額料金のみが表示されています。
月額料金だけを見ると安いと感じるプロパイダでも、キャッシュバックがなければ、他社より実質料金が高い場合もあります。各社のキャンペーンをもとに実質料金を比較して、最適なWiMAXを選びましょう。
一番安いプロパイダを知りたいという方も多いはずです。実質料金を比較して、最も安いプロパイダと言えるのが、GMOとくとくBBでしょう。
GMOとくとくBBには、31,600円ものキャッシュバックがあります。ギガ放題プランの場合、1・2ヶ月目が3,609円、3ヶ月目以降4,263円で、そこから業界最高クラスのキャッシュバックがひかれます。実質料金が安くなり、月額料金もお得です。最新の端末を選べるのも魅力と言えます。
GMOとくとくBBの注意点として、キャッシュバックの受け取りができなければ、お得にならないことが挙げられます。キャッシュバックは、端末発送月を含む11ヶ月目に送信されるメールから手続きをする必要があります。契約から約1年経過しているため、メールを見逃してしまうかもしれません。
他にも新規でGMOとくとくBBを利用すること、キャンペーンページから申し込むことが条件となっています。条件や時期を誤ると、実質料金も安くならないため、しっかりキャッシュバックを受けるようにしましょう。
WiMAXの月額料金は、契約期間が経過すると高くなっていく仕組みがほとんどです。3年目に最も高くなるため、よりお得に利用するためには、契約更新月でプロパイダの乗り換えをするようにしましょう。月額料金が安くなるだけでなく、キャッシュバックや新規端末利用といったメリットがあります。
月額料金とキャンペーンで計算した実質料金を参考に、WiMAXを比較することが大切です。候補となるWiMAXの料金を比較し、お得なWiMAXを利用しましょう。