WiMAXを提供しているプロパイダは多くあります。どのプロパイダが良いのか迷っている方も多いでしょう。プロパイダの一つにJ:COMがあり、J:COM WiMAX2+を提供しています。
今回は、J:COM WiMAX2+を検討している方に向けて、契約前に知ってほしいことをまとめてみました。J:COM WiMAX2+がどのようなWiMAXかを知り、WiMAX選びの参考にしてみてくださいね。
WiMAXの多くは3年契約ですが、J:COM WiMAX2+は2年契約で利用することができます。利用総額としては、他社のWiMAXよりも安くなります。ただ他社のWiMAXに比べて、キャッシュバックなどのキャンペーンが充実していません。
WiMAXの料金は、キャッシュバックを含めた実質月額料金が少ないほど安いと言えます。J:COM WiMAX2+のギガ放題プランでJ:COM会員でない場合、月額料金4,379円です。キャッシュバックがないため、実質月額料金も4,379円となります。
例えばキャッシュバックの多いJPI WiMAXは、16,000円のキャッシュバックを含めると、実質月額料金3,167円とお得です。
J:COM WiMAX2+で利用する端末は、WX05という端末です。WX05は、2018年11月に利用が開始されました。現在利用できる最新端末は、WX06という端末で、2019年1月から販売されています。J:COM WiMAX2+では、最新端末は取り扱っていません。
最新端末は、Webページの閲覧などに関わる下り最大通信速度がWX05の約2倍です。よりサクサクインターネットを楽しみたいという方には、最新端末が適しています。
プロパイダによっては、複数の端末を扱っていて、プランごとに選べる場合があります。通信速度やバッテリーなどで満足いかなかった時に変更するというのも方法の一つです。J:COM WiMAX2+はWX05のみの取り扱いであり、端末を選べないのもデメリットと言えます。
WiMAXのメリットの一つとして、契約後すぐ開通することが挙げられます。開通工事や設定を必要としないため、引越し後などにすぐインターネットを使いたい方にも人気です。
ただJ:COM WiMAX2+は、ユーザー自身が機器の接続設定を行い、回線を開通する必要があります。すぐに利用することができず、機器に慣れていない方にとっては、大きな手間となります。接続設定をお願いすることもできますが、おまかせサポートという月額500円のサービスに加入しなくてはなりません。
J:COM WiMAX2+には、2年契約というメリットがあるものの、対応機器の少なさや回線開通作業が必要なことなどデメリットもあり、契約前に他社のWiMAXと比較することが大切と言えます。
J:COM WiMAX2+と比べて、おすすめしたいWiMAXは、GMOとくとくBBとBIGLOBEです。J:COM WiMAX2+と比べながら、特徴を見ていきましょう。
GMOとくとくBBは、業界最安値のWiMAXプロパイダです。GMOとくとくBBの特徴としては、キャッシュバックが充実しています。34,000~38,000円分(キャンペーン月によりキャッシュバック金額が異なります)のキャッシュバックがあり、実質月額料金も3,000円前半におさえることができます。
取り扱い端末も幅広く、WX06やWX05、ホームルーター3種から選択可能です。外出先での使用を考えている方はWX06、自宅のみの使用はホームルーターを選ぶと、快適なインターネット環境を整えることができます。機種によって、キャッシュバック額が変わることには注意が必要です。
BIGLOBEは、月額割引に特化したプロパイダです。特典総額は46,790円と、大幅な割引が実現されています。
月額割引の詳細としては、
・契約開始2ヶ月間:月当たり2,335円値引き
・3ヶ月目から24ヶ月目:月あたり1,650円値引き
・25ヶ月目から36ヶ月目:月あたり500円値引き
となっています。UQモバイル回線のギガMAX月割も利用していると、さらに毎月300円割引となります。
GMOとくとくBBと同じく、WX06やホームルーターを選ぶことができます。J:COM WiMAX2+と比較すると、安さ、対応機種ともに優れています。
J:COM WiMAX2+は、料金の高さや対応機器の少なさ、開通工事が必要なことなどのデメリットがあります。GMOとくとくBBやBIGLOBEには、キャッシュバックや月額割引があり、最新端末も選ぶことができます。
J:COM WiMAX2+の契約を検討している方は、一度本記事で紹介した特徴を改めて確認しておきましょう。J:COM WiMAX2+と他社のWiMAXを比較し、自分に合うWiMAXを選んでくださいね。