一昔前と比べるとインターネットを始める選択肢もたくさん増えましたね。主流の光ファイバーやCATV、ADSL。また外出先でもインターネットを楽しみたいという方で、モバイル回線を検討されている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、屋内・屋外を問わずインターネットを楽しむことが出来るWiMAXについて分かりやすく説明していきたいと思います。
まずは、WiMAXとプロバイダについてご説明します。 大前提として、WiMAXとプロバイダは別の物です。
WiMAXは、UQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)が提供をしている回線の名称です。そしてプロバイダは回線を接続サービスに経由するための会社になります。当然、どちらか一方が欠けてもインターネットの接続を行うことができません。
では、UQ WiMAX=WiMAXのプロバイダというとそうでもありません。 WiMAXを提供しているプロバイダは、UQ WiMAX以外にも沢山あります。他会社は、UQ WiMAXから回線を借りているのです。回線の代理販売をしているというと分かりやすいかも知れません。もちろんUQ WiMAXでもWiMAX契約を行うことは可能です。
UQ WiMAXとプロバイダとの関係が分かりました。 ではUQ WiMAXがWiMAXの大元の回線ということは、UQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)で契約した方が回線が速かったり安定したりしているのでしょうか?実はそんなことは全くなく、どのプロバイダで契約したとしても回線の速さに違いはありません。
WiMAXは、UQ WiMAXが提供している回線を借りていますので回線は同一の物になります。携帯キャリアですと、会社によっては電話が繋がりにくい……ということがありますが、WiMAXではそういった心配はしなくても良いということになります。
よって、通信速度(1.2Gbps)、全国で使用可能なこと、通信制限の条件(3日間で10GB)なども同一となります。各社、月額使用料や解約金、キャッシュバックなどのキャンペーンで他社と差別化をはかっています。
前述したように、大元の回線を提供しているUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)で契約を行うことも可能ですが、実は一番おすすめというとそういう訳ではありません。理由は、簡単です。WiMAXの回線が同じである以上、少しでも月額使用料が安いプロバイダを選択することがお得だからです。
実際に、金額にどの位差があるのか見てみましょう。
大元の回線を提供しているUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)とそれ以外のプロバイダ契約では、どの位月額使用料に差があるのでしょうか?
まずは、同じ条件で使用料を比較してみましょう。現在(2020年3月)のプランでギガ放題でキャッシュパックキャンペーンも加味した3年プランでの比較になります。 ※WiMAX契約では3年以内の解約で違約金が発生するプロバイダが多いため、3年プランでの比較となっています。
・UQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)→4,428円
・GMOとくとくBB→3,448円
・Broad WiMAX→3,392円
・@nifty→3,679円
以上のようになっています。
比較してお分かり頂けるように、UQ WiMAXでの契約では他のプロバイダと比べてやや割高に感じてしまいますね。前述したように、WiMAXは回線によって速度の差が出ることはありません。購入したモバイル端末や接続環境によって差が出ることはありますが、最新機種はどのプロバイダでも購入出来ますのでその点を加味する必要もありません。
以上、いかがでしたでしょうか?
WiMAXは非常に便利でお得なインターネット回線の1つです。これを機に是非、プロバイダ契約をご検討下さい。